自分に自身がある女性1
大阪を中心に心理カウンセリングを行っていますが、大阪心理カウンセリングでみうらゆういちろうが様々な悩みを抱えている方のカウンセリングを担当している中で「自分に自信がない」と感じている人がとても多いことがわかります。

日本人は「自分に自信がない」と感じている人の割合が他の国と比べて多いと言われています。ある調査によると日本以外の国と比べて自分に自信があると感じている人は6割程度しかいないという結果が出ています。

これは7か国の13歳〜29歳の若者に対して行われた意識調査として行われたものです。詳しくご説明いたします。

日本の若者は自信がない?

自信がない女性
下の表は7か国の13歳から29歳の方に対して「自己を肯定的に捉えているか」という問いに対してイエスと答えた方の割合です。つまり「自分に自信がありますか?」という質問に「はい」と答えた方の割合ですね。

アメリカ 86.0%
イギリス 83.1%
フランス 82.7%
ドイツ 80.9%
スウェーデン 74.4%
韓国 71.5%
日本 45.8%

アメリカ人の回答は10人に8人以上が「自分に自信がある」と答えています。それと比較して日本人は10人中半分以下となっています。

日本人全体で見たときに、「自信がない」と感じている人が多いということがわかります。

自信がないと感じている人の特徴

自信がない人の特徴
自分に自信がないと感じている人には同じような特徴が見られることがあります。

  • あまり自分の意見を発言することができない
  • 意思に反していても相手に合わせることが多い
  • 他人の顔色を伺って自分の気持ちをおろそかにしてしまう
  • 人との関わりや恋愛をするのが苦手
  • 自分は人に愛されないと思っている
  • 他人と自分を比べて見てしまう
  • 周りからの自分への評価を気にしすぎて臆病になる
  • 非難されると極端に傷つく
  • 評価されたり褒められても素直に喜べない
  • うまくいっても、偶然そうなっただけと感じてしまう
  • 完璧主義者で無理をして頑張りすぎてしまうところがある
  • 休みの日でもゆったりを心を休めることができない

例えば失敗することをとても恐れてしまうことがあります。また失敗することで周囲の人から否定されたり非難されることを恐れてしまいます。

だからこそ意見が言えない、新しいことにチャレンジできない、外に出ることができない、という悪循環に陥ってしまいます。

またそれらの負の衝動が自信をさらに失っていくことになってしまいます。

実際に大阪で心理カウンセリングを行って感じたこと

みうらゆういちろう
実際に私のところに心理カウンセリングに来られた方で、「自分に自信がない」と感じている人はこのような性格の方がほとんどです。

  • もっと成長しよう(しなければならない)という気持ちが強い
  • 粘り強く、簡単には妥協しない
  • 自律心が強い
  • 自分に厳しい
  • 真面目
  • 周囲への配慮を怠らない
  • 自分以外の人の意見を尊重する

このような性格の人を、世間では「素晴らしい人格の持ち主」というでしょう。確かにとても素晴らしい人です。仕事も頑張り、勉強も頑張り、周りへの配慮も忘れない…。
しかし自信がないと感じている人はこの責任感や上にまとめた気持ちが強すぎて無理をしてしまいます。

自分で自分を許せず、自信がなくなっていくのです。

素晴らしい人だからこそ、頑張りすぎて疲れてしまうんですね。

自分のイメージが作り上げたもの。それが「自信」

イメージと自信

突然で申し訳ありませんが、上に4つの四角い箱を用意しました。この中に赤い四角(■)がいくつかあるかを覚えておいてください。

自分のイメージとは

「自信」=「自分のイメージ」どういうことなのかを説明します。

自信はあなた自身が持っている主観的なイメージなんです。起きた出来事をポジティブに捉えることができる人は自信がある人と言えるかもしれません。

逆に起きた出来事に対して「悲観的」に捉えてしまいやすい人は自分に自信がない人と言えます。

なぜ主観的かというと、実際に起きている出来事と、あなたのイメージが一致しているとは限らないからです。

もしあなたが何か失敗した時、実際に起きた「失敗」はそれほど大きなことではないかもしれません、誰がやっても失敗したことかもしれません。ですが主観的にマイナスイメージを持ちやすい人は「自分には能力がない」と感じ自信を失ってしまいます。

このように、実際に起きたことと、あなたの感情は直接的にはあまり関係がないということがわかります。

過去の体験があなたの主観的イメージを作る

もし幼いあなたにテストで100点を取った時にすごく褒めてくれる親がいたとします。

しかしその親は、99点を取ったあなたを叱ったとしましょう。

そうするとあなたは「私は100点を取らなければいけないんだ」と感じるでしょう。そして今後99点を取っても「だめだ、100点じゃなかった…」とあなたは自信を失ってしまいます。

99点なのに自信を失うイメージを持つようになってしまうのです。実際に起きている出来事はどうでしょうか。1問間違えただけであとは全て正解だったのです。褒められていいくらいの結果のはずです。99点を「失敗」だと思う人はほとんどいないでしょう。

しかし「99点ではいけない」と過去に植え付けられた心は、実際に起きていることではなく、自分の心の中の主観的なイメージで判断するのです。自信を持つべき出来事でも自信を失ってしまう。

主観的なイメージこそが、自信の本質です。

大人になってイメージが強くなる

イメージが頑固になる大人
主観的なイメージを作り上げて、そのまま大人になっていくとそのイメージは強く頑固なものになっていきます。

そして自分のイメージに当てはめるように出来事を捉えていきます。そしてどんどんとイメージを強くしていきます。

先ほど赤い■がいくつあるかを覚えておいて欲しいと言いました。おそらくほとんどの方が覚えているでしょう。

では青い■はいくつありましたか?こちらは分からない方がほとんどではないでしょうか。

赤い■を覚えておいてくださいと言いましたので、青い■は無視したはずです。

これと同じで「100点を取らなければいけない」というイメージを作ってしまうと「100点を取れなかった体験はしっかりと記憶しますが、逆に100点を取れた体験は無視したり、今は偶然取れただけ、と感じしてしまいます。なぜならその時にはもう「自分に自信がない」からです。

3つを意識してください

先ほどもお話ましたが自信はあなた自身の主観的なイメージです。あなたの身の回りで「起きた出来事」自体が重要なのではなく、起きた出来事をあなたがどう感じて捉えたかが重要なのです。

自分に自信が持てるようになるには、これから説明する3つの自信を意識してみてください。とても簡単なことです。

自信①  「できた」体験を書き留める

実際に良いことがあったり、得意なことがあったり、自分の特技がある方は紙と鉛筆を手にとって、書き出していきましょう。

これは、マイナスイメージの強い人は、良い出来事を心では無視してしまっていることが多いからです。実際には素晴らしくて、価値のあるあなたをあなた自身が無視してしまわないように書き留めて忘れないようにしましょう。

また、仕事や勉強などで目標を達成したり、能力が向上したらそのことも書いておきます。こうした「できる」という体験を積み重ねていくことが大切です。

自信② そのままの自分を肯定してみる

「できた」「できる」だけに頼っている自信はすぐに打ち砕かれてしまうことがあります。なぜなら能力があなたよりも高い人はおそらくたくさんいるからです。自分よりも能力の高い人がいた時、「やっぱり自分は能力がない」と感じてしまいます。

ですがこれは「そのままの自分を肯定してみる」という自信の持ち方でカバーすることができます。

何か失敗した時、自分よりも優れた能力を持っている人を目の当たりにした時、その人と自分を比較してしまうとどうしても自分の価値が薄れているような感覚になります。

「他人と比べて自分がどんなに優秀か」ということよりも、「あなた自身が何をしたか」に目を向けてみましょう。

一つの失敗は、その時の失敗でしかないことに気がつきます。失敗せずに今まで生きてきた人がいるでしょうか。絶対にいません。

あなたも失敗していいのだということに気づけるはずです。

自信③ 自分を許す

最後は、「自分を許す」ということ。

自信がなく、傷つきやすい人は「自分に厳しい人」です。そして傷つきやすい人は「自分は愛されない」と感じていることが多いです。

他人に愛される自信がないから、無理して頑張ってしまったり、周囲からの評価に極端にこだわってしまいます。

それは他ならない過去の体験から作り上げられたイメージです。

100点を取らなければ褒めてもらえない体験は「完璧でなければ愛されない」というイメージを作り上げます。

実際にあなたの周囲の人はそんな人ばかりではありません。50点しか取れなかったあなたを励まし、一緒に歩いて行こうといってくれる人は大勢いるはずです。これは現実におきていることです。

ですが自信がなく、主観的イメージがマイナスな人は実際に起きていることよりも、自分の中で作り上げた主観的イメージを中心に判断し、悲観的になってしまいます。

これはあなた自身が、「100点を取れない自分」を許せないでいるからです。

100点を取れない、つまり愛されない自分でいてはいけないと感じることで、自分に厳しく、無理をして過酷な重荷を自ら背負ってしまいます。

まずはその重荷を床に置いてみましょう。

あなた自身が、あなたの失敗を許してあげてください。

自信を失わず、自信を得るために

自信がある女性
過去の体験や、主観的なイメージで衝動的な行動を取ることは、自分で自信を削っていくようなものです。

衝動にとらわれず、あなた自身の目で周囲を見渡してみてください。息苦しくて真っ暗な状況から顔を上げてみてください。

衝動に反した行動を取るのは辛いことです。慣れるまではすごく抵抗を感じるでしょう。

ですがあなたに自信を与えてくれるのは、あなたの行動しかありません。

自分を許し、あなたがあなた自身を好きになることから始めてみましょう。

大阪カウンセリング【おすすめの記事】
次の記事を読む→ 【夫婦・カップル関係の相談】