育児書依存の子育てを変える

育児書依存になってしまう原因

子育てに関して役に立つ情報は沢山あります。専門家の意見の場合もありますし、子育てを終えた経験者の育児本が出版されている場合もあります。初めての子供の場合には分からないことも多く、不安な要素もいっぱいなのでそのような育児書を買い込むお母さんたちも多いことでしょう。確かに商品説明書のようなものですから、分からない時に見たらいいという安心感があるのかもしれません。ですが、相手は商品ではなく人間ですから育児書どうりに行くわけがありません。日本人は世界的に見てもマニュアル好きな国民性と言われています。利点としてはマニュアル通りにするので、正確で乱れがなく製造業には適しているといわれますが、逆に個性がなく、マニュアルにはない想定外のことが起きてしまうとパニックになり、対応できないというデメリットがあると言われています。同じように子育ても、みんなと同じだったら安心、育児書どうりだったら心配ないという概念が染みついているので、育児書に依存してしまうという症状が出てしまうのです。育児書と違ったパターンに直面するとイライラしてしまい、なかなか柔軟な対応ができないかもしれません。

育児書依存の子育てを変える

心のゆとりが大切

確かに同じ年頃のこと比べて成長が遅く感じる時には、親としてはとても不安な気持ちになるでしょう。育児書は一人一人の状況に合わせて書いておるわけではありませんし、相談できる人が近くにいないならなおさら怖くなるかもしれません。自分の方法が悪いのだろうかと自分を責め、精神的に限界に達してしまうお母さんも少なくありません。そうならないためにも子供一人ひとりには個性があり、成長の段階はそれぞれ違うことを理解しなければなりません。ですから、大切なのは子供の成長が育児書どうりに進むことではなく、その子の成長のスピードを見守ってあげることです。そのためには親がゆったりした気持ちを持つことが大切でしょう。育児書から離れて、一般的な育児と比べずに、自分の子だけを見てみるのです。親の精神状態は子供に伝染します。赤ちゃんって抱かれている時、大人の顔を食い入るようにじっと見ていますよね。小さいなりにちゃんと相手の感情を感じ取ろうとしているのです。嬉しいのか、怒っているのか、悲しいのか、疲れているのか、お母さんの顔をじっと見て敏感に感じ取るのです。赤ちゃんに心理的ストレスを与えないためにも、いつも笑顔でいることを心がけましょう。

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