うつ病の原因については過去の記事(うつ病に関する記事一覧)でお話しして来ました。もっともみなさんが知りたいのは、「うつを治す方法」ではないでしょうか。大阪心理カウンセリングみうらゆういちろうによる「うつ病を改善するための9つの方法」をご紹介いたします。
うつ病でお悩みのあなたに
解決法は軽度な方と重度の方で方法は変わってきますが、どちらにしても共通する事は多々ありますので、お伝えさせて頂きます。
①自覚する
治療のファーストステップは自分がうつであることを自覚し、誰の責任でもないということ自覚することです。
悲観的や憂鬱な気持ちが人より多いだけです。それが積み重なってきただけということを知って下さい。
②すぐ治そうではなく時間をかけて治す事を考える。
とにかく焦らないということです。うつ病になったのも、時間がかかってうつ病になってますので、それを短期間で治そうと思う方が負担がかかりますので、長い時間をかけてゆっくり治そうと思うことです。
③私って運がいいなぁと声に出して言う
マイナスの解釈を使わず、自分都合のプラスの解釈を意識するという事です。
運が良いと口に出すと、一見マイナスのような出来事でも脳は運が良い事を探し出します。
疲れたぐらいで休んでる自分はダメだ。これはマイナスの解釈です。
疲れたら休む。当然だ。これはプラスの解釈です。
自分はうつ病なんだ。こんな自分は弱くてダメな人間だ。これはマイナスの解釈です。
自分はうつ病なんだ。人より辛く悲しい経験をたくさんしてるのに関わらずまだ頑張ろうとしている。なんて素晴らしい精神の持ち主だ。これはプラスの解釈です。
どんな出来事が起こっても、「運が良いなぁ」と声に出す。
騙されたと思って「うつになって運が良いなぁ」と何回も言ってみてください。面白い事が起こりますよ。
④規則正しい生活リズムにする
うつ病気味の人は休みの前の日に夜更かしをして、次の日昼まで寝ているという傾向があります。
寝る時間や、食事のバランスも良くない人が多いです。
脳は一定の生活リズムに安心感や安定感を覚えるようになっています。
・寝る時間
・起きる時間
・食事の時間
・入浴の時間
最低でもこの4つは時間を決めて過ごしてみましょう。
⑤朝の太陽を浴びる
朝の太陽を5分間だけでも浴びると脳内からセロトニンというホルモンが分泌されます。別名幸せホルモンです。
病院で渡される薬もセロトニンを薬で出す効果があります。これを薬で だけではなく、自然に頂くことが大事です。
⑥とにかく休養してリラックスし脳に快の刺激を与える
うつ病を簡単に言うと、頑張り過ぎて脳内がパンクしている状態です。
なので、のんびりとリラックスすることはとても重要です。
人は無意識のうちに周りに影響されています。
それを意図的に、意識的に快の刺激を入れる事で気持ちがプラスに行きます。
- 美味しいものを食べる
- 良い映画を見る
- マッサージに行く
- スポーツであせをかく
- 岩盤浴に行く
- 大自然で体を休める
- ヨガをする
などです。好きな事を意識的に行う事でただ休むより効果があります。
⑦食事の管理をする
あと休養中の食事にも気をつけておかないといけません。
セロトニンを分泌させる食事
- チーズ
- 赤身魚
- 青魚
- 納豆
- 大豆
- ナッツ類
- すじこ、たらこ
- バナナ
- 白米
これらの食品を積極的に取るようにしましょう。特に日本人は和食が体に1番合っています。
そして、添加物を含んだスナック菓子、アイスクリーム、質の悪い油、洋食、腸に負担のかかる食べ物は避けた方が良いですね。
⑧家族、身近な人にうつ病と向き合い、知ってもらう
お一人で解決していくよりも、周りの環境や仲間に理解してもらう方が解決は早いです。うつ病に特化した勉強会やコミュニティに一緒に参加し知識をつける事も解決方法です。そういった会には同じ悩みを持っている人たちが集まりますので、そこでの出会いが解決へと導いてくれることも良くある事です。
⑨個別で相談出来るカウンセラーをもっておく
顧問弁護士やかかりつけの医者がいるように、カウンセラーも脳や心のプロフェッショナルです。
あなたが毎日毎日頑張っているように、カウンセラーも毎日毎日苦しんでいる人たちのために研究や実践、どうすればうつ病が良くなるかを深く考え研究しています。あなた以外にもたくさんの人が悩んで、苦しんでいます。相談しに来る方は面白いように回復されています。お一人で悩まずに一緒に解決していきましょう。
大阪の心理カウンセラーをお探しの方は”みうらゆういちろう”にご相談ください。
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